薬事法管理者とは? 監修するメリットを解説
薬事法管理者は、サプリメントを中心としたヘルスケアビジネスにおいて必要不可欠な法的知識を取得された方を指します。似たものに、コスメ薬事法管理者という資格もあり、こちらはコスメビジネスにおいて、薬事の専門家として認識されるための資格です。
参考:薬事法管理者認定試験受験対策講座 認定資格のご案内
https://www.yakujihou.net/license.html
薬事法管理者は、広告表現を作るプロ!
これらの資格は、サプリメントやコスメの広告表現において、法規制とその対策受けた方であり、いうなれば表現のプロ。NGの表現について言い回しを変えたり、問題となる表現を指摘したりしてくれます。
広告を作る際には、薬事法や景品法といった法律に問題がない形で作らなければなりません。たとえば、「3センチ背が伸びるサプリ」とか「3日でシワが無くなる美容液」なんかは明らかにNGそうですよね。では、以下の文章の場合はいかがでしょう?
薬事法や景品法において、NG表現はどれ?
- リラックスできる香りでおうち時間にぴったり
- 最高に癒される!アロマの香りで美肌効果にも期待大
- アンチエイジングはこのクリームで決まり!
- ダイエットしながらバストアップ!
- 濃厚クリームで潤いを実感
実はコレ、法律的にはすべてNGの表現となります。もちろん、すぐに法的に罰せられるとか、取り締まられるとといったことは定かではありませんが、「法的に問題となる可能性がある」表現にあたるのです。
薬事法管理者やコスメ薬事法管理者ができること
最近ではアフリエイターなどが増え、誰でも広告が作れる時代になりました。しかし、企業として情報発信していく以上、広告である場合も、情報コラムである場合も、正しい表現でエビデンスを守った上で作りたいもの。
そんなとき、役目をはたしてくれるのが「薬事法管理者」や「コスメ薬事法管理者」です。薬事法管理者やコスメ薬事法管理者が記事監修を行えば、こういったNG表現を回避することができます。
薬事法管理者の監修は、医師監修とはまた別モノ!
サプリメントなど医療系のことであれば、医師や薬剤師の監修がいいのでは?と思われる方も多いと思います。実際、医師や薬剤師の監修をつければ、記事の信頼性が増し、読者も安心して読むことができるでしょう。
しかし、医師が監修した内容が医学的に適正であることと、表現的に問題が歩かないかはまた別の問題です。たとえば、サプリメントについては、医師や歯科医師による商品推奨はNG。
「医薬品等適正広告基準」の中で以下のように制限されています。これと同様に、理容師や美容師といった国家資格保持者が商品を推奨することも広告表現的に見るとNGです。
医療用医薬品等の広告の制限
医師若しくは歯科医師が自ら使用し、又はこれらの者の処方せん若しくは指示によって使用することを目的として供給される医薬品及び再生 医療等製品については、医薬関係者以外の一般人を対象とする広告を行 ってはならない。
医薬関係者等の推せん
医薬関係者、理容師、美容師、病院、診療所、薬局、その他医薬品等の効 能効果等に関し、世人の認識に相当の影響を与える公務所、学校又は学会を 含む団体が指定し、公認し、推せんし、指導し、又は選用している等の広告を行ってはならない。
引用:平成29年9月29日 厚生労働省医薬・生活衛生局発表
医薬品等適正広告基準の解説及び留意事項等について
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11120000-Iyakushokuhinkyoku/0000179263.pdf
薬事法管理者監修と医師監修は使い分けるのがベスト
弊社では、いただいた案件ごとに、適正な監修者をご案内しております。たとえばサプリメントを販売しているページにおける広告においては薬事法管理者、顧客獲得につながるオウンドメディアであれば医師監修といった形です。
また、両者を一緒に提案させていただくこともございます。ひとつのサイトで複数の監修者を設置したほうがよりよい場合もありますし、予算に応じて、指定個所のみ監修を行うといった形も可能です。
薬事法管理者監修を適正価格で提案
弊社は多数の薬事法管理者と連携を行い、それぞれ詳しい分野の薬事法管理者をご提案させていただいております。「この表現は大丈夫?」「こんな広告作りたいんだけど…」といったお悩みがあれば、お気軽にご連絡いただければ嬉しいです。
こういった案件があればお任せください!
- 「この表現は薬事法的に大丈夫?」と気になる化粧品メーカーさま
- 「コスメ系の記事における表現が不安」というオウンドメディアを運営者さま
- 「クライアントの記事に監修者をつけたい!」という広告代理店さま
メトリアブルにできること
- サプリメントやコスメの広告制作および、オウンドメディアの制作
- 薬事法管理者による文章を添削・リライト
- 商品や媒体をより魅力的に見せる表現方法の提案